研究者情報システム - 志賀美和子

■ 学歴

1.	2005/11/15 (学位取得)	東京大学博士（文学）
2.	1997/10～1999/09	マドラス大学留学
3.	1997/04～2003/03	東京大学人文社会科学研究科人文社会系科学研究科アジア文化研究専攻博士課程単位取得満期退学
4.	1994/04～1997/03	東京大学人文社会科学研究科人文社会系科学研究科アジア文化研究専攻修士課程修了修士（文学）
5.	1994/03	東京大学文学部東洋史卒業学士（文学）

■ 担当科目

1.	Web講義要項（シラバス）〔学部〕
2.	Web講義要項（シラバス）〔大学院〕

■ 所属学会

1.	2012/05～	歴史科学協議会
2.	2010/12～	The Association for Asian Studies
3.	2008/09～	The Asian Association of World Historians
4.	2004/04～	歴史学研究会
5.	1994/04～	日本南アジア学会

■ 現在の専門分野

アジア史・アフリカ史　（キーワード：インド　アジア　ナショナリズム　アイデンティティ社会運動　差別　言語）

■ 産学連携・共同研究等

1.	2017 共同研究区分：共同研究分権的発展の効果と潜在力：インド29州の比較分暦を通じた民主主義的安定のかたち
2.	2015 人間文化研究機構現代インド地域研究プロジェクト第二期「南アジアの思想と価値の基層的変化」
3.	2015 共同研究区分：共同研究ローカル・リーダーの登場と「下層民」の台頭
4.	2011 共同研究区分：共同研究州政治からみる現代インド
5.	2010 共同研究区分：共同研究ポストコロニアル・インドにおける社会運動
6.	2009 共同研究区分：共同研究人間文化研究機構地域研究プロジェクト現代インド研究
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■ 著書・論文歴

1.	2023/03	論文	Reservation System in Tamil Nadu and Its Historical Background Effects and Further Potentials of Decentralized Development pp.163-188 （単著）
2.	2022/10	論文	インド統治法改正と「マイノリティ」―「不可触民」の活動にみる集団間関係とアイデンティティ― 歴史学研究 (1028),98-108頁（単著）
3.	2022/03	論文	「カースト」の変容とその影響：立ち上がる「不可触民」南アジアの思想と価値の基層的変化 69-93頁（単著）
4.	2022/01/10	著書	『論点・東洋史学』（共著）
5.	2020/04/10	著書	『ようこそ南アジア世界へ』（共著）
6.	2020/04/10	論文	「ヒンドゥー・ナショナリズムとムスリム社会―市民権（改正）法とトリプル・タラーク禁止法」『現代インド・フォーラム』 2-12頁（単著）
7.	2020/03/31	論文	「書評　嵩満也編『変貌と伝統の現代インド　アンベードカルと再定義されるダルマ』・根本達『ポスト・アンベードカルの民族誌　現代インドの仏教と不可触民解放運動』」『南アジア研究』 (30),79-84頁（単著）
8.	2018/12	著書	『近代インドのエリートと民衆民族主義・共産主義・非バラモン主義の競合』（単著）
9.	2018/09	論文	「タミル・ナードゥ公文書館―インドの地方公文書館の歴史と現状―」『歴史学研究』 (974),42-46頁（単著）
10.	2018/01	著書	『インド文化事典』（共著）
11.	2016/12	論文	"Social Justice or Economic Development? Election Strategies of the Dravidian Parties amidst 'Modi Wave'" State Politics, Governance and Development in India, ISEC, Bengaluru pp.80-105 （単著）
12.	2016/11	著書	『わかる・身につく歴史学の学び方』（共著）
13.	2016/10	論文	「地域主義政党は中央政府への参加を志向するか―ドラヴィダ主義政党の場合」『アジア研究』 62(4),39-54頁（単著）
14.	2015	著書	『インドの社会運動と民主主義ー変革を求める人びと』 61-91頁（共著）
15.	2015	著書	『現代インド3　深化するデモクラシー』 189-213頁（共著）
16.	2014/12	論文	Gyanendra Pandey, A History of Prejudice: Race, Caste, and Difference in India and the United States アジア経済 55(4),117-121頁（単著）
17.	2014	著書	Colonial Administration and Education Policy Concise History of South India, Oxford University Press pp.273-278 （単著）
18.	2014	著書	Social Movements: The Tamil Renaissance and New Identities Concise History of South India, Oxford University Press pp.289-293 （単著）
19.	2014	著書	State Politics in Tamil Nadu Concise History of South India, Oxford University Press pp.330-338 （単著）
20.	2014	著書	The Non-Brahmin Movement Concise History of South India, Oxford University Press pp.302-313 （単著）
21.	2013/12/27	論文	「非バラモン運動における平等言説と「不可触民」-普遍化と独自性をめぐるジレンマ」『専修大学人文科学研究所月報』 (267),17-41頁（単著）
22.	2013/03	論文	「セキュラリズムと「カースト問題」の変容　タミル・ナードゥ州の場合」『龍谷大学アジア仏教文化研究センター2012年度研究報告書』 397-426頁（単著）
23.	2012/12/15	論文	「巻頭特集特別座談会デモクラシー再考」『南アジア研究』 (24),7-32頁（共著）
24.	2012/08	論文	「書評　竹中千春著『盗賊のインド史』」『歴史評論』 (748),106-110頁（単著）
25.	2012/05	著書	『新版南アジアを知る事典』 445-446, 553-554頁（共著）
26.	2011/03	論文	「植民地期インドの宗教社会改革と政教分離論争」『国家と宗教―日印政教分離の歴史と現状(RINDASシンポジウムシリーズ)』 1,7-13頁（単著）
27.	2011/02	著書	『インド民主主義の発展と現実』 78‐80, 249-255頁（共著）
28.	2011	論文	Secularism as 'Purification of Hinduism': Religious Reform in Twentieth-Century Madras Presidency. International Journal of South Asian Studies 4,pp.55-72 （単著）
29.	2010/03	論文	Information and Participation:Empowement of Labourers in the Madras Presidency,1920-1939 The Proceedings of the International Conference, Tegu University pp.197-224 （単著）
30.	2010/03	論文	「過渡期のインド民主主義―タミル・ナードゥ州における第15回連邦下院選挙分析」『共愛学園前橋国際大学論集』 (10),87-110頁（単著）
31.	2010	論文	Re-thinking World War II from the Peripheral Point of View:The Cripps Mission and Indian Leaders’Attitude towards the War The First International Conference of the Asian Assocation of World Historians Proceedings 1-28頁（単著）
32.	2007/11	論文	「労働争議における植民地政府の役割―1918-33年マドラス州の場合」『アジア経済』 48(11),2-25頁（単著）
33.	2007/05	論文	「南インド・マドラス州の労働運動(1918-39年)にみる労働者の自立化」『歴史学研究』 (827),15-31頁（単著）
34.	2007/03	論文	「マドラス州における非バラモン運動の展開―共産主義との関係を中心に」東京大学東洋文化研究所『東洋文化研究所紀要』 151,321-380頁（単著）
35.	2007/01	著書	『世界歴史大系南アジア史第3巻　南インド』山川出版社 298-306頁（共著）
36.	2006/08	論文	「「周縁」から見るインド近代史」『歴史と地理』 596,33-37頁（単著）
37.	2005/11	論文	「2001年の歴史学界―回顧と展望―南アジア(近現代)」『史学雑誌』 111(5),286-290頁（単著）
38.	2005/11	論文	『南アジアにおける労働運動の研究民族主義・共産主義・非バラモン主義との関係を中心に』東京大学大学院人文社会系研究科学位請求論文（単著）
39.	2003/03	著書	『詳説世界史教授資料』山川出版社 386-388, 561-563, 618-619頁（共著）
40.	2001/10	論文	寺院解放諸立法と「政教分離」概念―1930年代マドラス州の場合史学会『史学雑誌』 110(10),51-72頁（単著）
41.	2001/07	その他	猿と祈りとマールワーリー:異コミュニティ間のお付き合いの知恵インド通信 (273),1-3頁（単著）
42.	1999/07	著書	世界歴史の旅『南インド』山川出版社 112-113頁（共著）
43.	1998/10	論文	1925年マドラス・ヒンドゥー寄進法の性格-「政教分離」理念の分析を手がかりに日本南アジア学会『南アジア研究』 (10),92-115頁（単著）
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■ 学会発表

1.	2022/11/13	Reservation System in Tamil Nadu and Its Historical Background（International Workshop on State Politics in India）
2.	2022/06/18	不可触民の「独立」運動ー尊厳と権利を求めて（民衆史研究会2022年度第1回研究会）
3.	2022/05/29	インド統治法改正と「マイノリティ」ー「不可触民」の活動にみる集団間関係とアイデンティティ（歴史学研究会2022年度大会）
4.	2021/12/04	「カースト」の変容とその影響：立ち上がる「不可触民」（RINDAS総括シンポジウム）
5.	2021/06/19	南インドにおける「不可触民」と民族運動（民衆史研究会　2021年度第1回研究会）
6.	2016/12/28	Social Justice or Economic Development? Election Strategies of the Dravidian Parties amidst 'Modi Wave'（International Seminar on State Politics, Governance and Development in India）
7.	2016/10/29	インド史研究とサバルタン・スタディーズ―スピヴァックの影響を考える（新しい民衆史研究会2016年度第2回研究会）
8.	2016/02/11	ガンディーは「マハートマー」か視点で変わる人物評価（「大学で歴史学を学ぶ」出版企画研究会）
9.	2015/12/06	「周縁」からみるインド近現代史南・非バラモン・不可触民（新しい民衆史研究会）
10.	2015/10/18	タミル・ナードゥ州政治史ドラヴィダ政党の過去・現在・未来（州政治研究会2015年度第2回研究会）
11.	2015/10/11	「不可触民」は何を目指してきたのか? タミル・ナードゥ州における政治社会運動の100年（龍谷大学現代インド研究センター2015年度第1回研究会）
12.	2015/02/22	非バラモン運動からみる現代インドの諸問題―タミル・ナードゥ州を中心に―（RINDAS 2014年度全体研究会）
13.	2014/11	ヒンドゥー・ナショナリズムとドラヴィダ・ナショナリズムの相克?-タミルナードゥ州政治にみる地域主義政党のジレンマ（アジア政経学会2014年西日本大会）
14.	2014/05	Human Rights Depending on the Goodwill of the Majority? Prohibition of Forcible Conversion Act and Dalit Struggle at the “Public” Space（FINDAS International Workshop 2014: 'Untouchability' in India and Japan: LabFiour and Space）
15.	2014/03	「マジョリティの温情」が保障する人権?―インドにおける差別問題にみる法と人権（歴史学研究会総合部会例会「法と人権の歴史を再考する」）
16.	2013/01	タミル・ナードゥ州議会・連邦下院選挙の長期的動向:非バラモン運動再検討のための一試論（インド州政治研究会2012年度第4回研究会）
17.	2012/11	セキュラリズムと「カースト問題」の変容:タミル・ナードゥの場合（現代インド研究2012年度国内全体集会）
18.	2012/05	タミル・ナードゥにおける「不可触民」運動とアイデンティティ戦略（「ダリト」運動の射程）
19.	2011/11/23	非バラモン/ドラヴィダ運動再考‐誰による誰のための運動か（INDAS東京外大拠点・社会運動研究会共催研究会）
20.	2011/04	Are We Non-Brahmins, Dravidians, or Dalit?: Non-Brahmin Movement and Its Effects on 'Untouchables（AAS/ICAS Joint Conference 2011）
21.	2011/03	多元的社会におけるアイデンティティの顕現―「不可触民」の場合（INDAS第一回次世代研究者合宿）
22.	2010/12	植民地期インドの宗教社会改革と政教分離論争（シンポジウム『国家と宗教日印政教分離(セキュラリズム)の歴史と現状』）
23.	2010/12	非バラモン/ドラヴィダ運動の展開とメディア戦略の推移（シンポジウム『社会変容とメディア:グローバル・インドの諸相』）
24.	2010/11	コングレス・システムから多党連合対立へ（龍谷大学現代インド政治セミナー第三回）
25.	2010/07	基本的人権の保障と積極的平等主義―『不可触民』をめぐる諸政策（龍谷大学現代インド政治セミナー第二回）
26.	2010/06	中央‐州関係と州分離の原理（龍谷大学現代インド政治セミナー第一回）
27.	2010/05	インドの政党システムと『動員』の原理-タミル・ナードゥ州を事例に（龍谷大学州政治研究会2010年度第一回研究会）
28.	2010/03	Information and Participation:Empowerment of Labourers in Madras Presidency,1920-1939（The International Conference on Environment,Agriculture and Socio-economic Change in University）
29.	2009/10	タミル・ナードゥ州の政治と社会―その特徴と歴史的背景（INDAS龍谷大学拠点州政治班2009年度第一回研究会）
30.	2009/05	Re-thinking World War IIfrom the Peripheral Point of View:The Cripps Mission and Indian Leaders’Attitude towards the War（The Asian Association of World Historians First International Conference）
31.	2005/11	1930年代南インドにおける民族運動・非バラモン運動・共産主義（史学会第103回大会）
32.	2003/11	1920~30年代の南インドにおける共産主義の浸透とその影響（史学会第101回大会）
33.	2003/10	南インドの労働運動におけるストライキ形態の変遷とメディア（日本南アジア学会第15回大会）
34.	2002/07	マドラス寺院開放立法にみる政教分離概念（南アジア研究集会）
35.	2001/06	「不可触民」問題と「政教分離」概念（南アジア研究会）
36.	2000/10	1937年マドラス管区コーインバトゥールにおける労働運動（日本南アジア学会第13回大会）
37.	1997/02	20世紀前半マドラス州における寺院関連諸立法にみる「政教分離」の言説（南インド研究会）
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■ 社会における活動

1.	2017/10	学会役員（監査役）
2.	2016/05	「周縁」からみる歴史―近現代タミルナードゥにおける政治社会運動史を中心に　「南インドを識る」第2回セミナー
3.	2013/10～2017/09	学会役員（常務理事）
4.	2013/10～2020/03	学術雑誌編集委員
5.	2013/10	イギリス植民地期インドにおける寡婦殉死（サティー）-「野蛮」と「伝統」の狭間で専修大学エクステンションセンター公開講座「歴史を紐解く」
6.	2013/07	インド民族運動の光と影―ガンディー再考　専修大学高校教員対象研修プログラム
7.	2010/04～2011/03	学術雑誌編集委員
8.	2007/12	東西対立の始まりとアジア諸地域の自立
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■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.	2012/04/01～2020/03/31	学生に体験させる工夫（インド研修旅行）
2.	2012/04/01～	組織全体の授業評価とは別の、学期中間段階での個別の事業評価実施
3.	2011/04/01～2020/03/31	新聞記事や時事に関わる資料等の活用
4.	2010/04/01～2020/03/31	学習発表会・プレゼンテーションの実施
5.	2010/04/01～2020/03/31	視覚に訴える工夫
6.	2010/04/01～2020/03/31	視覚に訴える工夫
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■ 研究課題・受託研究・科研費

1.	2013～2017	現代インド政治とメディア国内共同研究（キーワード：映画　文学　地域ナショナリズム）
2.	2012	ヒンドゥー・ナショナリズムと政教分離主義国内共同研究（キーワード：インド　民主主義　セキュラリズム　グローバル化）
3.	2010	非バラモン・ドラヴィダ運動と不可触民解放個人研究（キーワード：差別　カースト　宗教　言語　ナショナリズム）

■ 研究室

生田キャンパス11号館2階11219