オガワ タケシ   OGAWA Takeshi
  小川 健
   所属   専修大学  経済学部
   専修大学大学院  経済学研究科
   職種   教授
項目区分 教育に関する発表
期間 2016/02/14
事項 (再掲)大学情報入試の新時代~中堅私大・経済系若手教員の感じる情報入試の必要性~
概要 本原稿は、中堅私大において経済系の教員を3-4年程度務めた筆者の経験を基に感じた大学入試における情報入試の必要性と、情報入試を導入するに当たり、必要になると思われることをまとめたものである。その概略は次の通りである。一般には、情報機器などが発達しても、その全てを高校生等は体験するわけでない。高校生活などで使う範囲しか利用しないことや、経済的事情などから情報(教科)で教えるしかないが、入試科目に無い現状では高校教育上も重視できない。また、情報の専門ではない(近代)経済学の場合、大学間競争などから私大を中心として一般入試に数学を必須にできない。ここで情報入試が普及してコンピュータ・アレルギーがなくなると、「数式をコンピュータに入れて解かせたりグラフを描かせたりすればよい」という説明が可能になる。情報入試の普及には(1)そのための理由の認識(2)入試問題のひな形開発など環境整備(3)情報(教科)の参考書・問題集・予備校講義等の開発を始め、多くの課題が残る。 教材種別:その他 単独・共同区分:単独 代表者氏名:小川健(OGAWA, Takeshi) 主たる利用者:大学入試に携わる関係者