オガワ タケシ
OGAWA Takeshi
小川 健 所属 専修大学 経済学部 専修大学大学院 経済学研究科 職種 教授 |
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期間 | 2020/01/28 |
活動形態 | 社会貢献活動 |
タイトル | 英国「離脱後」、日本は食糧援助を |
種別 | 新聞・雑誌 |
イベント・番組・新聞雑誌名 | 週刊エコノミスト |
役割 | 寄稿 |
主催者・発行元 | 毎日新聞出版 |
場所・掲載箇所 | 週刊エコノミスト 2020年1月28日号 |
対象 | 社会人・一般,市民団体,メディア |
概要 | 英国(UK)のEU(ヨーロッパ連合)からの離脱が国民投票で決まって3年半が経過し,正式に離脱する。
しかし,飲食料品輸入の約79%をEUに頼ってきた英国が懸念すべき問題は、「食糧危機」である。 EUは関税同盟のため,EU域内からの輸入には税関のチェックがかかっていなかった。 しかし,EUからの離脱となればEUからの輸入も全て税関検査が原理的には必要になり,税関がパンクしかねない。 これを回避するにはEUが受け入れにくいFCAと呼ばれる,英国の手続きをEUが代行する仕組みが必要になる。 これらの観点から移行期間の後の英国とEUとの新ルールへの合意には困難が予想され,合意なき離脱も懸念される。 そうするとなおのこと税関の混乱で食糧輸入が滞り離脱時に一時的な食糧危機が懸念される。 |
researchmap用URL | https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20200128/se1/00m/020/043000c |