ツル リエコ   TSURU Rieko
  鶴 理恵子
   所属   専修大学  人間科学部
   専修大学大学院  文学研究科
   職種   教授
発表年月日 2023/04/16
発表テーマ 現代版「草鞋親」への着目
会議名 2023年度岡山民俗学会総会・研究発表大会
主催者 岡山民俗学会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
概要 移住者が受け入れられ、定着していくムラは、どのような特徴を持つのか。現代版「草鞋親」とも呼ぶべき存在(個人、組織)に着目し、移住者と受け入れ側の相互作用を通して、現代日本農村社会の自己変革のありようを捉えようとした。報告者自身のフィールドワークから5つの事例、他の実践者からの聞き取りや著作物から2つの事例、計7つの事例に基づき報告した。移住者と受け入れ側の相互作用の過程で、行事や祭礼の継承、農地の保全管理、新たな諸価値の創出などが見られ、そこにムラの維持・存続・創造という明るい展望も見出すことができた。