タカハシ ヨシヒト   TAKAHASHI Yoshihito
  高橋 義仁
   所属   専修大学  商学部
   専修大学大学院  商学研究科
   職種   教授
発表年月日 2010/10
発表テーマ 創薬研究開発イノベーションの再評価-市場牽引型研究開発の意義
会議名 研究・技術計画学会第25回年次学術大会
主催者 研究・技術計画学会
学会区分 全国学会
開催地名 武蔵野市・亜細亜大学
概要 概要
わが国の製薬企業2007年3月期末公表資料をもとに,上位100品目について行われた研究開発の類型区分を行い,それぞれの区分に存在する医薬品の割合を集計した。結果によれば,基礎理論よりデザインされた研究開発に基づいて行われた研究から製品化に至った例は10%に過ぎず,ここで最大割合を占めたのが付加価値創造型に属する改良型医薬品で63%であった。このことは,創薬研究開発イノベーションの再評価が必要であることを示している。すなわち創薬研究開発を成功に導くためのマネジメントには複数の方法論が存在することを肯定しなければならず,最大割合を示す付加価値創造型の医薬品においては,一般消費財研究開発の方法論を創薬研究開発に導入する必要性が高いことを示す。
発表要旨集名研究・技術計画学会第25回年次学術大会発表要旨集(CD-Rom)

要旨集発刊年月201010