オガワ タケシ
OGAWA Takeshi
小川 健 所属 専修大学 経済学部 専修大学大学院 経済学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2021/06/19 |
発表テーマ | オンラインテスト時代の電卓的機械計算を組み込む在り方―フォームとMicrosoft Math Solverの組合せ― |
会議名 | 全国数学教育学会 第54回研究発表会 |
主催者 | 全国数学教育学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 上越教育大学(オンライン) |
発表者・共同発表者 | 小川健 |
概要 | 本報告が行われる前,4つの課題が残されていた。
1.スマホ普及後,スマホの電卓アプリが普及するに伴い普段電卓を持ち歩く習慣が無くなり,スマホ持ち込みが禁止される対面筆記試験のためだけに関数電卓等特殊な電卓を買いたくは無いという声が出ていた。 2.定積分や2元1次連立方程式など従来は手計算させそうな項目でも計算速度が大幅に落ち,電卓計算が必要な状況が起きていた。 3.旧来の数学の試験は文章題記述でないと成立しないという声が強かった。しかし,中堅私大の経済系など,数学についてはせいぜい共通テスト(旧・センター試験)向けしか教わっていなく,文章題での読解力も解答を書く能力も教えられていなければその必要性を知らない事案も出ていた。 4.コロナ禍で端末室に集めてのCBT試験が困難となり,各自OS・端末種類がバラバラの急造BYODでの試験が必要となっていた。 そのため,本報告では事細かに手順を書きその都度計算途中の結果を答えさせる形でフォームの形式を利用し,そこにスマホ化・web化されたフリーの計算・求解アプリであるMicrosoft Math SolverをURL提示する形で対処する方法を提言した。 |