マスダ アキコ
MASUDA Akiko
増田 明子 所属 専修大学 商学部 専修大学大学院 商学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2019/10/20 |
発表テーマ | 「『炎上』において消費者が語るナラティブのダイナミクス―志布志市のPR動画『うな子』に関する事例研究―」 |
会議名 | 第8回 日本マーケティング学会カンファレンス2019 |
主催者 | 日本マーケティング学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 法政大学 |
発表者・共同発表者 | 増田明子、松井剛、津村将章 |
概要 | 本研究では,鹿児島県志布志市が公開したネット動画の炎上事例をもとに,消費者の「語り」,すなわちナラティブが,どのようにうねりを持って集合現象になるのかを,消費文化理論の観点から検討した。三種類の定性データを分析した結果から,四つの発見事実が明らかになり,次の二つの示唆が見出せた。まず理論的示唆として,ナラティブが精緻化して論点が発散したり,同質化して論点が収束したりするのは,社会が抱える矛盾を解消するロジックを見出す神話的プロセスであることが明らかになった。一方,実践的示唆として,物語に対する関与,すなわち当事者意識の有無が,ナラティブが肯定的になるか,否定的になるかを決定づけることも明らかになった。 |