シマネ カツミ
SHIMANE Katsumi
嶋根 克己 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2008/07/12 |
発表テーマ | 負の記憶が造る文化財――フランス、ドイツにおけるユダヤ人虐殺関連の資料館から―― |
会議名 | シンポジウム 文化財の保存と活用 |
主催者 | 専修大学人文科学研究所 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 神奈川・専修大学 |
概要 | 概要 以下に紹介するザクセンハウゼン強制収容所、パリの廃兵院などには、そこで生じた歴史的事実、そこと結びついた過去の記憶、と切り離す事ができない。つまり「場所」の持つ磁場が、「記憶の結晶化」が生じるための「核」となっているのである。あるいは戦争にかかわる大量死の記憶がそこでは博物館化しているといってもよい。 しかし浮遊する記憶や象徴的な場所が存在しても、それが歴史的な博物館や資料館として結晶化するとは限らない。また何らかの理由で、ある場所が記憶の場として選択される場合もある。その外在的条件としての政治力学を事例から読み取ってみようとすることが、本報告の目的である。 発表要旨集名文化財の保存と活用 開始ページ10 終了ページ12 要旨集発刊年月200807 |