ヤマモト マキ
YAMAMOTO Maki
山本 真紀 所属 専修大学 商学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2005/09 |
発表テーマ | 二分裂型のトレボウクシア藻における細胞分裂時の母細胞壁残存様式 |
会議名 | 日本植物形態学会第17回大会 |
主催者 | 日本植物形態学会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 富山 |
概要 | 概要 トレボウクシア藻は主に内生胞子形成によって増殖するが、二分裂するNannochloris bacillarisやStichococcus bacillarisもいる。アクチン遺伝子による分子系統樹では、N. bacillarisとS. bacillarisはそれぞれ別の系統に属した。両種の分裂様式を比較するため、分裂細胞を透過型電顕と走査型電顕で観察した。どちらも母細胞壁は細胞質分裂後に開裂するものの、娘細胞壁に密着したままだった。さらに、S. bacillarisでは母細胞壁開裂後の娘細胞解離が遅れて娘細胞がフィラメント状に連なる様子が観察された。N. bacillarisとS. bacillarisの行う二分裂は、母細胞壁が脱ぎ捨てられる内生胞子形成型から、母細胞壁の残存という同じ過程を経て、独立に派生したことが示された。 発表要旨集名Plant Morphology vol.17 (2005) No.1 発表要旨集名(英語)Plant Morphology 開始ページ64 終了ページ64 要旨集発刊年月200512 特記事項 共著者名:山本真紀、河地正伸、都筑幹夫 |