カワカミ タカシ   KAWAKAMI Takashi
  川上 隆志
   所属   専修大学  文学部
   専修大学大学院  文学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/06
形態種別 学術書
標題 渡来文化と謎の民
執筆形態 共著
掲載誌名 現代書館『渡来の原郷――白山・巫女・秦氏の謎を追って――』
巻・号・頁 139-226頁
総ページ数 232
著者・共著者 前田速夫、前田憲二
概要 古代日本列島に多大な影響を与え、現在も息づく朝鮮文化の中で、それぞれ謎多き白山信仰、芸能の源である巫女(ムダン)、最大の渡来の民・秦氏を追って、昨年、朝鮮現地のフィールドワークを行なった。これまでの研究をもとに朝鮮文化に肌で触れた視点から新たに追究した成果を発表。秦氏ついては現在、本校文学部教授で、以前、岩波書店で敏腕編集者として、単行本、新書を手がけ、『へるめす』の編集長を歴任された川上隆志氏。巫女(ムダン)については日本、韓国の芸能、祭事のドキュメンタリー映画を最も多く撮られ、両国の文化に造詣深く、今回の団長の前田憲二氏。白山信仰については、『新潮』前編集長で読売文学賞を受賞され、著書に『白の民俗学へ 白山信仰の謎を追って』などがある前田速夫氏が担当。三氏による個性豊かな内容の本書は、「日韓併合100年」の今年、一石を投ずるであろう。