サイトウ マコト
SAITO Makoto
齋藤 実 所属 専修大学 文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 換気性作業閾値前後の運動が血漿たんぱく性sulfhydrylgroupにおよぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 体力科学 |
巻・号・頁 | 46(4),365-374頁 |
概要 | 運動によって活性酸素種の産生が増大することが知られ、激しい運動では血管内においても酸化的ストレスが増すことが報告されている。過度の酸化的ストレスは健康に悪影響を及ぼすことが指摘されており、酸化的ストレスからみた運動の安全性についての検討が待たれるところである。そこで健康運動と考えられている30分および120分の寒気性作業閾値前後の自転車エルゴメーター運動を実施し、血管内酸化的ストレスの指標である血漿タンパク性SH基を、運動の前後において測定した。その結果、いずれの運動時間でも抗酸化物である尿酸の増加は認められたが、タンパク性SH基には有意の変動は観察されなかった。このことから、健康運動と考えられる換気性作業閾値前後の運動では、血管内に酸化的ストレスと生じない可能性が確認された。 共同研究につき担当部分明記不可 |