マツオカ ケイスケ   MATSUOKA Keisuke
  松岡 啓祐
   所属   専修大学専門職大学院  法務研究科
   専修大学大学院  法学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2023/03/15
形態種別 その他
標題 金融商品取引法167条1項6号にいう「その者の職務に関し知ったとき」に当たるとされた事例
執筆形態 単著
掲載誌名 金融・商事判例
掲載区分国内
出版社・発行元 経済法令研究会
巻・号・頁 (1662),2-7頁
総ページ数 6
概要 最高裁第三小法廷令和4年2月25日決定(刑集76巻2号139頁)の判例の評釈である。同判例の事実の概要と決定要旨に続いて、研究を行っている。この判例はインサイダー(内部者)取引規制のうち、情報伝達罪が認められた重要な最高裁判例であり、学会・実務等においてきわめて注目を集めた。本評釈は、職務関連要件、インサイダー情報の認識と情報の組み合わせの取扱い、情報伝達の認定と供述の信用性等について、多くの文献を参照した上で従来の学説・判例等に基づき詳細な検討を行っている。商法研究会での報告を踏まえ、商事法判例研究の一環になる。