イシカワ タツオ   ISHIKAWA Tatsuo
  石川 達夫
   所属   専修大学  国際コミュニケーション学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/05
形態種別 学術書
標題 『チェコ民族再生運動――多様性の擁護、あるいは小民族の存在論』
執筆形態 単著
掲載誌名 岩波書店
巻・号・頁 1-535頁
総ページ数 535
概要 諸民族が複雑に混在してきた中欧に住むチェコ人は、周囲の大民族から非常な圧迫を受けて、一時はその民族としての存在が危ぶまれるようになったが、18世紀後半以降のチェコ民族再生運動によって消滅の危機を克服した。しかしながら、大言語・大文化がもたらす明らかな利便性を捨ててでも自分たちの言語と文化を守る意味は何なのか、小言語・小文化は大きな犠牲を払ってまで維持するに値するものなのか、という問題をめぐって激論が闘わされ、チェコ民族再生運動は紆余曲折を経てようやく成功したのである。本研究は、この複雑なチェコ民族再生運動の全貌を明らかにするとともに、言語と文化の多様性が危機にさらされている今日の世界にとってこの運動が示唆する意味を探究したものである。