オオウラ セイジ   OURA Seiji
  大浦 誠士
   所属   専修大学  文学部
   専修大学大学院  文学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/02
形態種別 未選択
標題 『万葉集の様式と表現 伝達可能な造形としての<心>』
執筆形態 その他
掲載誌名 笠間書院
総ページ数 430
概要 万葉集の歌は作者の心を真率に表出したものという、古くから根強く存在する抒情詩観に対して、歌に表れる<心>は言葉による造形として歌そのものに宿るものであるという観点を提示し、その造形を可能とし、支えるものとして歌の「様式」を意義づける。第一章では、序詞形式の歌の持つ様式性と表現を、第二章では、旅の歌の様式性と表現を扱い、万葉歌の表現が生まれて来る様相を捉える。第三章には、万葉歌の始発としての初期万葉歌についての諸論考を載せる。