キム ヨンガク   KIM Young Gak
  金 榮愨
   所属   専修大学  経済学部
   専修大学大学院  経済学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/05
形態種別 その他
標題 企業レベルデータによる電子商取引の効果分析
執筆形態 共著
掲載誌名 RIETI Discussion Paper Series
巻・号・頁 (12-J-014),2-34頁
総ページ数 33
著者・共著者 安相勲, 権 赫旭
概要 本稿では『企業活動基本調査』の個票データを用いて、電子商取引実施の決定要因、電子商取引が企業の生産性に与える効果を分析した。分析から得られた結論は以下のとおりである。
1) 生産性が高い優良企業は、電子商取引を購買活動に活用しているが、相対的には、販売や企業内管理には活用していない。
2) 製造業においては、優良企業は電子商取引を活用しない一方、卸売業のような非製造業においては、優良企業ほど積極的に電子商取引を活用している。
3) 購買における電子商取引のみが、他の要因を全部コントロールしたうえで、TFP レベルと上昇率の双方について、統計的に有意な正の効果を与えている。