ウチカワ シュウジ   UCHIKAWA Shuji
  内川 秀二
   所属   専修大学  経済学部
   専修大学大学院  経済学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2002/05
形態種別 未選択
標題 Economic Reforms and Industrial Structure in India,
執筆形態 共著
掲載誌名 Manohar Publishers,Delhi
巻・号・頁 29-50頁
著者・共著者 R.Nagaraj,R.R.Vaidya,T.Roy,K.V.Ramaswamy
概要 第2章“Investment Boom and Capital Goods Industry”を執筆/ インド政府は1991年に経済改革を実施し、これまで規制してきた民間企業による新工場の建設や大規模な生産能力の拡張に対する許認可制度が廃止された。これを契機に1990年代に製造業では投資ブームが生じた。それまで手に入らなかった新製品が販売されることによって耐久消費財に対する需要は急速に拡大した。投資ブームは耐久消費財に留まらず、非耐久消費財、中間財、資本財にも及び、主要メーカーによる大規模投資が行われた。しかし、投資ブームは長続きしなかった。売り上げが予想されたほど伸びなかった。投資が多かった5産業のうち4産業で付加価値の成長率が低下している。この結果、生産設備の稼働率が下がり、過剰投資が明らかになった。製造業の稼働率を産業別に推計すると、1995年度前後に稼働率はピークを迎えている。