ウチカワ シュウジ   UCHIKAWA Shuji
  内川 秀二
   所属   専修大学  経済学部
   専修大学大学院  経済学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2011/06
形態種別 未選択
標題 Small and Medium Enterprises in the Indian Auto-Component Industry
執筆形態 その他
掲載誌名 EPW Research Foundation / Economic and Political Weekly
巻・号・頁 46(25),51-59頁
概要 インド乗用車産業において1983年にスズキ自動車が国営マルチと設立した合弁企業が生産を開始したのが転換点となった。1次・2次下請企業として自動車組立メーカーのサプライ・チェインに入った中小企業は技術を習得していった。フィールドワークの結果によると、中小企業が技術を習得していく経路として、特定企業との取引を継続することで習得される技術とくに納入先からの指導および提案が重要であることが確認された。2000年代に入ると、需要が急増しているにもかかわらず、新規参入企業で協会に加盟した企業数が46社までに減少している。その46社のうち小企業は12社に過ぎない。これは2000年代においては小企業が参入するのが難しくなったこと示している。しかし、デリー郊外、プーネ近郊、チェンナイ近郊の自動車部品産業の集積地では、中小規模の工場が急増している。これは既存の中小企業が第二工場や第三工場を設立したためである。