サカヅメ サトミ   SAKAZUME Satomi
  坂誥 智美
   所属   専修大学  法学部
   専修大学大学院  法学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1999/04
形態種別 未選択
標題 『江戸城下町における「水」支配』
執筆形態 単著
掲載誌名 専修大学出版局
総ページ数 352
概要 水支配には上水・下水・道・町・本所・普請・作事の各奉行が関わった。町奉行は中期に支配の中核にいたことが特筆されるが、上水支配に関しては身分支配(対老中)と職務支配(対若年寄)の分離がみられる。若年寄との間では月番制は成立せず、専任制をとっていた可能性が指摘できる。後期の中心的支配は普請奉行であるが、支配機構の肥大化と職制内の昇進ルート成立が指摘できる。水質保全の実現の為、塵芥や屎尿の処理にも幕府は様々な対処を繰り広げた。