サカヅメ サトミ   SAKAZUME Satomi
  坂誥 智美
   所属   専修大学  法学部
   専修大学大学院  法学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2008/10
形態種別 未選択
標題 明治期の八品商―古着屋・古着商の推移を中心に―
執筆形態 単著
掲載誌名 専修大学緑鳳学会 『専修総合科学研究』
巻・号・頁 (16),1-21頁
総ページ数 21
概要 江戸幕府は享保期以降、「八品商(はっぴんあきない)」と称される業種統制を行っていた。天保期の問屋解散と嘉永期の再興を経て、明治期にも名称がうけつがれた。「八品商」は盗品の摘発や犯罪人の捕縛を主目的とし、その結果として、リサイクル社会に近いシステムを形成するのに役立った。 明治16年に「古物商取締条例」が制定されたことにより、警視庁が明治9年に布達していた「八品商取締規則」は廃止され、江戸時代以来使われてきた「八品商」という呼称は消滅する。以後、個々の取締条例による取り締まり体制がとられることになった。