マスダ タチヒコ   MASUDA Tachihiko
  枡田 大知彦
   所属   専修大学  経済学部
   専修大学大学院  経済学研究科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2009/03
形態種別 学術書
標題 『ワイマール期ドイツ労働組合史-職業別から産業別へ-』
執筆形態 単著
掲載誌名 立教大学出版会/有斐閣
巻・号・頁 1-326頁
総ページ数 326
概要 第一次世界大戦直後のドイツでは、最大の労働組合であった自由労働組合において、産業別組合への再編成が重要な課題となった。それに伴う諸問題(「組織問題」)を巡る議論及び対立の過程を、主に80年代以降に公開された一次資料を用いて検討し、いわば当然視されていた「職業別から産業別へ」という転換が、ここでは貫徹しなかったことを示して、既存のドイツ経済史・労働史研究では重要視されてこなかった「組織問題」の歴史的意義と、そのワイマール期における特質を明らかにした。