カナイ マサユキ
KANAI Masayuki
金井 雅之 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
標題 | 結婚と子育て支援にかんする東京都民調査――標本設計と回収状況 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 専修大学 『専修人間科学論集 社会学篇』 |
巻・号・頁 | 2(2),185-190頁 |
総ページ数 | 3 |
概要 | 筆者らの研究グループが2011年夏におこなった「結婚と子育て支援にかんする東京都民調査」の標本設計と回収状況を報告する。母集団は東京都の23区と26市に住む25歳~54歳の日本人男女個人である。標本設計は層化二段無作為抽出法である。まず49の区市を層とし、それぞれから独立に確率比例抽出した10個ずつの投票区を第一次抽出単位とし、それぞれから5人ずつの個人を等間隔抽出した。49の層から50人ずつなので計画標本サイズは2,450である。抽出台帳の不備によって母集団に含まれないことが事後的に判明した38ケースを除いた有効標本サイズ2,412に対し、最終的な有効回収数は1,230で、有効回収率は51.0%であった。居住地域や属性別に比較すると、区部よりも市部、男性よりも女性、若年層よりも中年層で、それぞれ回収率が高かった。回収できたかどうかを従属変数とした二項ロジスティック分析において、これらの変数間には有意な交互作用は存在しないことが確認された。 |