シマヅ ミサト   SHIMAZU Misato
  島津 京
   所属   専修大学  文学部
   専修大学大学院  文学研究科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2005/06
形態種別 未選択
標題 明治・大正の洋画家と植物画
執筆形態 共著
掲載誌名 植物画世界の至宝展実行委員会 「500年の大系 植物画世界の至宝展」
巻・号・頁 163-165頁
総ページ数 3
著者・共著者 ブレント・エリオット、黒川和典、薩摩雅登、熊澤弘、小野寺玲子、岩佐吉純
概要 西洋絵画の写実表現が明治期の洋画家に与えた影響と展開を、「植物画」を中心に考察する。具体的には、高橋由一が蕃所調所画学局時代に描いた博物図譜の写実表現を起点に、明治29年以降黒田清輝の指導した東京美術学校西洋画科出身の洋画家たちが描いた植物画までを対象として、写実表現の社会的位置付けを分析する。黒田以降の画家が、迫真的写実表現を「芸術」と見なさなくなったことと連動し、植物画は発達の方向性を失い、衰退していったことが明らかとなる。