タカハシ ユウイチ   TAKAHASHI Yuichi
  高橋 雄一
   所属   専修大学  国際コミュニケーション学部
   専修大学大学院  文学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2010/09
形態種別 研究論文
標題 複合辞の「ものだ」についての一試論 ―「内容節的な構造」を手掛かりに―
執筆形態 単著
掲載誌名 『専修国文』
巻・号・頁 (第87号),137-167頁
総ページ数 31
概要 高橋の博士論文までの連体節についての研究をもとに、連体形式の複合辞の見方を提案した。
形式名詞「もの」の用法には、名詞としての用法(例:「この本は昨日買ったものだ。」)の他に、「ものだ」が助動詞的にひとまとまりになり、「本来は(あるいは一般的には)~する」というような文法的な意味を持つ、複合辞の「ものだ」とされる用法(例:「学生は勉強するものだ。」)がある。これについて、名詞「もの」が本来形成する連体修飾構造との相違点と共通点について論じた。