アベ タカヒト
ABE Takahito
阿部 貴人 所属 専修大学 国際コミュニケーション学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/02 |
形態種別 | 未選択 |
標題 | 「地域社会の共通語化に関する多変量解析モデル」 |
執筆形態 | その他 |
掲載誌名 | 情報処理学会「情報処理学会研究報告CH-85 No.3」 |
概要 | 担当:3節、5節 概要:山形県鶴岡市において約20年間隔で実施された共通語化調査から、「ネコ」「ハタ」のデータに着目して、単音とアクセントの経年変化を予測するための多変量解析モデルを作成した。このモデルは「言語形成期の経験・記憶+生涯にわたる経験・記憶→共通語化」という図式にしたがって共通語化を説明・予測するものである。解析の結果、「ネコ」の単音共通語化においては言語形成期の経験・記憶だけが統計的に有意であるものに対して、アクセントの共通語化は「ネコ」「ハタ」のいずれも言語形成期の経験・記憶の効果に加えて生涯にわたる経験・記憶の効果も統計的に有意であることが明らかとなった。このことから、アクセントの共通語化は個人内でも生涯にわたって進むことが示唆される。 |