アイザワ カツジ
AIZAWA Katsuji
相澤 勝治 所属 専修大学 経営学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/08 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | Resting serum DHEAS level increases after 8-week resistance training among young femaies. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Eur Appl Physiol |
巻・号・頁 | 90,575-580頁 |
著者・共著者 | Katsuji Aizawa, Takayuki Akimoto,Hironobu Inoue,Fuminori Kimura,Mihyun Joo,Fumie Murai,Noboru Mesaki. |
概要 | 筋力の向上に効果的な運動としてレジスタンストレーニングが知られている。近年では、加齢に伴う筋機能の低下を予防する目的でレジスタンス運動が広く用いられている。それゆえ、レジスタンス運動による筋機能向上のメカニズムを明らかにすることは、生涯スポーツの観点からもとくに重要と考えられる。レジスタンス運動は血中アンドロゲン(男性ホルモン)を増大させ、筋肥大に働くことは知られている。しかし、男性と比べて血中アンドロゲンレベルが絶対的に少ない女性や高齢者では、運動による応答性はみられない多く報告がある。本研究では、女性の筋機能の向上に関与するアンドロゲンとして、デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)に着目した。若年女性を対象に8週間のレジスタンストレーニングを施行したところ、トレーニング後に血中DHEA濃度が明らかに増大し、筋肥大率と正の相関関係を示した。以上の結果により、トレーニングにより血中DHEA分泌を亢進させることは、筋機能の維持・向上に重要な因子となり得ることを明らかにした。 |