イマイ ハイデ
IMAI Heide
今井 ハイデ 所属 専修大学 国際コミュニケーション学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2021/05/01 |
形態種別 | 研究論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | Imai, Heide (2021) サブカルチャー的空間というグローバル・ランドスケープ:高円寺の事例より
(Global Landscape of Subculture Spaces: The case of Kōenji, Tokyo), ランドスケープ研究84(4) 世界のまなざしを風景・地域づくりに活かす, pp.364-367, 日本造園学会事 available here: https://www.jila-zouen.org/publication/11583 |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 84(4),pp.364-367 |
総ページ数 | 5 |
概要 | 日本造園学会誌「ランドスケープ研究」84巻4号を発刊しました。
特集:世界のまなざしを風景・地域づくりに活かす Perspectives from around the world as inspiration for landscape and regional planning ランドスケープを国という単位で考える,ということは日頃自然に行われている。「こうした風景は○○らしいですね(○○=国名)」という言葉を発することも少なくないだろう。国境は人間が自然物あるいは人為的理由を考慮して地球上に勝手に引いたものではあるが,境目を長い間設定してきたことにより,自然だけでなく文化や政策などといった人の営みにも影響されて,風景や地域のあり方は国によって異なってきている。 異なる地を頻繁に渡り歩いていれば別であるが,多くの人はどこかに一定期間定住をするため,視野がどうしても限定されてしまう。(もちろん,視野のなかで見えるものは暮らすほどに深まっていくので,定住を否定しているのではない。)地域スケールでもそうではあるが,国スケールになると国境管理や地理的隔離の都合上,より一層他の風景や文化に触れる機会が少なくなる。ゆえに,旅をしたり,紀行文を読んだりしたときに,自国の風景と比較し,同じものや異なるものを発見する面白さを味わえる。ここで,面白いというところで止めず,前向きな意味でその発見を日本各地の風景・地域づくりにフィードバックして,か新しいことができないだろうか。 本特集は,日本各地の風景や地域づくりに世界のまなざしを活かすきっかけをもたらすことを狙いとしている。大陸諸国と異なり,海に囲まれた日本において「(国の)外」を日常的に意識するのは比較的難しい。そこで,世界から日本の諸要素を見るとどうなるのか,各論考を通じて追体験をしていただき,その面白さと有用性に気付いていただく機会になればと考え,特集を組んだ。ゆくゆくは日本に住む沢山の人が世界からのまなざしを持ち,よりよい未来を作るために活用していただければと考えている。 |
researchmap用URL | https://www.jila-zouen.org/publication/11583 |