コマザキ ミチ
KOMAZAKI Michi
駒崎 道 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/09 |
形態種別 | 未選択 |
標題 | 被占領期GHQ「児童福祉総合政策構想」と児童福祉法~厚生省の「一元的統合」及び「連携的統合」の議論~ |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | (博士論文)日本女子大学大学院 |
巻・号・頁 | 1-204頁 |
概要 | 児童福祉法の形成過程(1946~1949年)を、GHQ「児童福祉総合政策構想」(GHQ構想)における2つの方針「児童福祉の全般的問題」と関係行政の「連携的統合」を起点に、被占領期の混合型改革の視角から再検討した。児童福祉法制定過程において司法省と重複する不良児対策を厚生省に「一元的統合」しようとする歴史的課題実現の議論が、GHQの構想を変容させ、児童福祉法の構造的矛盾を生成。児童局の所管にも多くの変遷があり、児童保護から児童福祉への単純な転換が行われたわけではなかった。不良化防止対策が関係省庁の「連携的統合」=青少年問題対策協議会の設立という結果に至る主な理由は、各関係省庁の財政困難であった。 |