スズキ タケオ
SUZUKI Takeo
鈴木 健郎 所属 専修大学 国際コミュニケーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/05 |
形態種別 | 未選択 |
標題 | 白玉蟾の雷法説 |
執筆形態 | その他 |
掲載誌名 | 日本道教学会 『東方宗教』 |
巻・号・頁 | 103,21-40頁 |
概要 | 本論は白玉蟾の雷法説の構造、その内丹説との統合の論理を明らかにする。「道」への上昇プロセスと「道」から現象への生成プロセスの全体を包括する白の「内丹」説には、更に、天地神明に通達して外界へ働きかける実践としての「道法」鬼神を使役する「雷法」が統合される。「内丹」によって「道」の造化を獲得し、現象としての気や萬物への主宰性が確立し、その結果気の凝集としての鬼神の使役が可能となる。そこでは機械論的な感応の論理と人格的交流の論理が共存的に作用していることが特徴である。 |