タケダ トオル
TAKEDA Toru
武田 徹 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 法学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/10 |
形態種別 | 未選択 |
標題 | 戦争報道 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 筑摩書房 |
総ページ数 | 238 |
概要 | 本書では第2次大戦期の「同盟通信社」やBBCの植民地向けプロガンダ放送などを事例に、組織的なマスメディア・ジャーナリズムが真実の追究よりも組織の維持を目的化する転倒に陥りやすい構図を分析する。またマスメディアを、新奇性や刺激に富んだ情報を随時選択しつつコミュニケーションを継続させてゆくシステムと考える二クラス・ルーマンの議論も踏まえ、自律した個々のジャーナリストがインターネット上で協業することで、そうしたシステムに対抗し、情報の刺激性よりも真実性を求めるジャーナリズムのシステムを、個々の組織メディアの限界を超えて確立することができないかを論じた。 |