ワタナベ タカヒコ
WATANABE Takahiko
渡邊 隆彦 所属 専修大学 商学部 専修大学大学院 商学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1992/06/01 |
形態種別 | 学位論文(修士) |
標題 | Tests of ECU's Stability Using an ARCH Model |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士論文 |
掲載区分 | 国外 |
概要 | ユーロ創設前のEuropean Monetary System(欧州通貨制度)において、共通通貨ECUは個々の通貨よりもボラティリティーが低いはずである、と議論されていた。本論文では、不測のイベントに対する為替相場の安定性、という観点から、ECUと個別の4欧州通貨(伊リラ、仏フラン、蘭ギルダー、ベルギー・フラン)を比較した。独マルクを独立変数とした構造的回帰分析を行ったところ、ARCHモデル(分散自己回帰モデル)に各通貨が従うことが検証された。不測のイベントとして、1990年のイラクのクウェート侵攻を採用し、ARCHモデルを使って各通貨の時系列データを解析したところ、当該不測のイベントに対するECUの安定性が示された。 |