クニサト ヨシヒコ
KUNISATO Yoshihiko
国里 愛彦 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/06/09 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | うつ病の集団認知行動療法実践マニュアル:再発予防や復職支援に向けて |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本評論社 |
総ページ数 | 109 |
著者・共著者 | 松永美希,吉村晋平,国里愛彦,鈴木伸一 |
概要 | 多くのうつ病患者は,休養と薬物物療法によって寛解に至るが,その一方で複数の抗うつ薬を服用しても改善が認められない難治性うつ病患者が存在したり,改善はしても再発を繰り返す患者も多い。これらの難治性のうつ病患者や反復性の患者を対象に,広島大学病院では集団認知行動療法プログラムを実施してきた。本書は,広島大学病院で実施している集団認知行動療法プログラムが他の施設でも実施可能なように,具体的な手順を記載した実践マニュアルになる。本書では,うつ病の基礎知識や認知行動療法に関する背景理論の説明後,全12回のセッションについて,具体的に実施手順を記載している。各セッションの目標と行う内容やワークシート,そして実施にかかるおおよその時間配分などが記載されている。また,認知行動療法を臨床場面で実践する際に戸惑うことについて説明を加えるとともに,しばしば実践をしている際に,患者や初学者から出てくる疑問や質問についてもQ&A形式で扱っており,明日からの実践に利用できる治療マニュアルとなっている。 |