イシカワ タツオ
ISHIKAWA Tatsuo
石川 達夫 所属 専修大学 国際コミュニケーション学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995/05 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | マサリクとチェコの精神――アイデンティティと自律性を求めて |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 成文社 |
掲載区分 | 国内 |
総ページ数 | 302 |
概要 | 本書は、チェコスロヴァキア独立運動の指導者で初代大統領となったチェコの思想家・政治家マサリクを、チェコ精神史に位置付けた研究である。第一部では、15世紀の宗教改革者フスに発したチェコの宗教改革、第二部では17世紀後半から始まるチェコ民族復興運動(民族再生運動)を概観した上で、マサリクが両者からいかなる精神的遺産を受け継いだかを明らかにした。更に第三部ではマサリクがロシア革命など同時代の諸問題をいかに捉えたか、第四部ではマサリクの遺産がチェコの知識人たちにいかに受け継がれているかを明らかにした上で、「人間性」と「民主主義」を理想に掲げたマサリクの思想の現代における意義を考察した。 |