| オオサキ コウジ
            OSAKI Koji 大崎 恒次 所属 専修大学 商学部 職種 准教授 | |
| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2008/09 | 
| 形態種別 | 未選択 | 
| 標題 | 酒類業組合の役割と酒類販売免許制 | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 青山学院大学大学院 「青山社会科学紀要」 | 
| 巻・号・頁 | 37(1),27-64頁 | 
| 概要 | 「本論文は、1940年代後半から1980年代後半まで酒類業界の取引秩序が総じて安定的であったのはなぜかについて考察し、その安定的な維持装置として酒類業組合が存在していたことを明らかにした。酒類業組合は、酒税法と酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律に基づき、酒税の保全のために適切な需給調整を行うことや酒類市場を安定化させることを目的として設立させた。しかし、この組合の母体は、統制経済時につくられたものであり、その影響力を戦後においても保持していた。それが酒類の流通構造を規定する要因として、また酒類流通の独特の性格となっていたのである。ここでは特に小売酒販組合に焦点を当てることで、この組合の存在が酒類の流通構造と強い関連があること、酒類流通の独特の性格を形成する要因であったことを考察している。 |