タカハギ エイイチロウ
TAKAHAGI Eiichiro
高萩 栄一郎 所属 専修大学 商学部 専修大学大学院 商学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
標題 | ファジィ積分によるロバストな回帰係数の推定について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 経済学論纂(中央大学) |
巻・号・頁 | 46/1・2合併号,91-106頁 |
総ページ数 | 16 |
概要 | ファジィ積分の1つであるChoquet積分は,最大値,最小値,平均値,中央値やその中間の値などのさまざまな出力を,パラメータであるファジィ測度を設定することにより,計算することができる.一般の回帰分析 -- 単純な最小2乗法(LS) -- では,推定値と観察値の差の2乗和(=単純平均)を最小にするように係数を推定する.このとき,外れ値や異常値が含まれていると,その値に回帰直線が引っ張られてしまう.そこで,推定値と観察値の差の2乗の値が大きい値(回帰直線より外れている値)の重みを低くすれば,外れ値の影響を少なくすることができる.Choquet積分は,順位によって,重みを変えることができので,外れ値の推定値と観察値の差の2乗の値の重みを小さくすることで,外れ値の影響を少なくすることができる. |