カナイ マサユキ
KANAI Masayuki
金井 雅之 所属 専修大学 人間科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/10 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 進化ゲームにおける選択的相互作用モデルの意義と課題 |
執筆形態 | 未選択 |
掲載誌名 | 数理社会学会 『理論と方法』 |
出版社・発行元 | 数理社会学会 |
巻・号・頁 | 18(2),153-167頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 金井 雅之 |
概要 | 社会的ジレンマをはじめとする協力の成立可能性問題を進化ゲーム理論的に分析する際、ランダム・マッチングを仮定するとうまくいかない。ランダム・マッチングでない相互作用、すなわち選択的相互作用を扱う代表的モデルとして、格子モデルと多水準淘汰モデルが挙げられる。本稿ではこのうち多水準淘汰モデルについて、理論上の基礎づけを確認し、代表的な2つの数理モデルについてその意義と課題を検討する。理論上の基礎づけに関しては、淘汰の単位をめぐる論争が焦点となる。ここではヴィークルという概念を導入することにより、自己複製子淘汰と矛盾することなく多水準淘汰が考えうることを示す。そして多水準淘汰の先行モデルは、絶滅型モデルと離合集散型モデルに大別できるが、それらは分析する対象によって使い分けることが適切であることを示す。 |
DOI | 10.11218/ojjams.18.153 |
ISSN | 0913-1442 |
NAID | 110000511890 |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/6744494 |