ツルタ トシロウ
鶴田 利郎 所属 専修大学 ネットワーク情報学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 高校生向けインターネット依存傾向測定尺度の開発 |
執筆形態 | 未選択 |
掲載誌名 | 日本教育工学会論文誌 |
出版社・発行元 | 日本教育工学会 |
巻・号・頁 | 37(4),491-504頁 |
著者・共著者 | 鶴田 利郎,山本 裕子,野嶋 栄一郎 |
概要 | 本研究の目的は,高校生のインターネット依存傾向を測定するための尺度を開発し,その信頼性および妥当性を検討することである.対象は高校生376名であった.因子分析の結果,「精神的依存状態」因子,「メール不安」因子,「長時間利用」因子,「ながら利用」因子,「対面コミュニケーション不安」因子の5つの因子,計39項目からなる「高校生向けインターネット依存傾向測定尺度」が開発された.分析によって得られた各因子についてクロンバックのα係数を算出したところ,作成された尺度には一定の信頼性が備わっていることが確認された.そして,既に妥当性が検証されている尺度との相関係数を算出したところ,作成された尺度には一定の妥当性が備わっていることが確認された.以上より,本研究において作成された高校生向けインターネット依存傾向測定尺度は,高校生のインターネット依存傾向を測定するに相応しいものであると考えられた. |
DOI | 10.15077/jjet.KJ00009296332 |
ISSN | 1349-8290 |
NAID | 110009807026 |