トキトウ シンイチロウ
TOKITO Shinichiro
時任 真一郎 所属 専修大学 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
標題 | 常圧低酸素トレーニングと継続的測定におけるヘモグロビン濃度変動について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 専修大学スポーツ研究所紀要 |
巻・号・頁 | (39),1-7頁 |
総ページ数 | 7 |
著者・共著者 | 前嶋孝、佐竹弘靖 |
概要 | 本研究は、大学競泳選手において、常圧低酸素トレーニングが生理学的応答の1つであるヘモグロビン濃度変動に及ぼす影響について、非侵襲的方法にて継続的にヘモングロビン濃度測定を行い、個人個人について検討を行った。その結果、低酸素トレーニング群において、ヘモグロビン濃度が有意に上昇する対象者とほぼ変動が見られない対象者という結果となり、低酸素トレーニングそのものの有用性を支持するまでには至らなかった。全ての対象者において個別に分析を行った結果、ヘモグロビン濃度の変動において、個人差が見られた。継続的にヘモグロビン濃度を測定することは、高地トレーニング前の平地での低酸素環境暴露などの事前準備で必要な生理応答の観察方法として、また日々のトレーニング状況についての判断材料として、簡便に個人個人を検討するためには有効な1つの方法となり得ることが考えられた。 |