タカシマ ヒロユキ
TAKASHIMA Hiroyuki
高島 裕之 所属 専修大学 文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/05 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
標題 | 「18世紀における有田・南川原山の陶磁器生産」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 駒澤大学考古学研究室『駒澤考古』 |
巻・号・頁 | (35),31-46頁 |
概要 | 1990年に駒澤大学考古学研究室によって調査された佐賀県有田町南川原窯ノ辻窯跡の出土陶磁器の中で,18世紀の物原の製品を中心に変遷の概要を述べ,当時の南川原山の陶磁器生産について素描した。そして17世紀から継続されてきた型打ち成形の技術は,18世紀後半の陽刻の顕著な製品にも影響している点を指摘した。また18世紀の物原の中での色絵素地出土状況として,あまり連続性がみられない点について,色絵付けが例外なく内山地区の赤絵町で行なわれるようになったという,製品生産システムの変化を示すのではないかと推測した。 |