イ ウヨン
LEE Woo Young
李 宇韺 所属 専修大学 文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/01 |
形態種別 | 研究論文(その他学術会議資料等) |
査読 | 査読あり |
標題 | The effectiveness of training for attack in soccer from the perspective of cognitive recognition during feedback of video analysis of matches |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本フットボール学会 Football Science |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (7),1-8頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | Wooyoung Lee,Tomohiko Tsuzuki ,Masato Otake,Osamitsu Saijo |
概要 | 本研究の目的は、ゴールまで至る有効的な攻撃をするための認知的側面を含めたトレーニング方法を考案し、有効性を試合でのゲーム分析から検証することである。指導に際しては、現場での指導だけでなく、練習試合、公式戦においてビデオ撮影、分析を行い、映像を用いて客観的に選手にフィードバックし、プレーについての診断、指導することを繰り返し行った。ゲーム分析は、ボールの奪取位置、シュートまで至った経緯(経由人数、プレー数、時間)、総シュート数、得点について、DATAストライカーサッカー入力システムを用いて行った。以下のような結果が得られた。認知的側面を含めたトレーニングを練習の中に位置付けることによって、チーム全体が高い位置からの組織的な攻撃となり、シュートに至る経由人数、プレー数、総シュート数が少なく、時間が短くなっているにもかかわらず、総得点が向上した。そこではトレーニングによって、チーム全体が同じ戦術的意図をもった、協同的な状況判断をしながらのプレーができるようになってきたためと考えられた。 |