コバヤシ マモル   KOBAYASHI Mamoru
  小林 守
   所属   専修大学  商学部
   専修大学大学院  商学研究科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/10/20
形態種別 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)
標題 「学部学生のためのプロジェクトマネジメントにおけるコミュニケーションと実践的課題-ステークホルダーとチームデベロップメントの関連から-」
執筆形態 単著
掲載誌名 専修大学社会科学研究所月報688号
掲載区分国内
出版社・発行元 専修大学社会科学研究所
巻・号・頁 (688),1-29頁
総ページ数 29
概要 一般的にはプロジェクトメンバーは選び抜かれたプロフェッショナルのはずである。しかし、彼らの仕事は常に時間的、予算的プレッシャーの圧力なべの中で行われているがごとくであり、精神的なタフネスがしばしば減退することもある。フロイトによれば精神力は力がよく統制され、自我によって統一されているときに存在する、との趣旨のことを言っているが、これは個人に対する仮説であるが、プロジェクトマネジメントにおいては個人としても内部ステークホルダー(プロジェクトチーム)にも十分当てはまる。プロジェクトチームメンバーの様々な方向を向き、強さも変化する心理的な力(量)とベクトルを統制することがプロジェクトマネジャーのコミュニケーションに求められている。この意味で、プロジェクトマネジメントにおける実践的課題の中でもステークホルダーとのコミュニケーション(特に内部ステークホルダー)とのコミュニケーションはプロジェクトマネジャーにとって最も厳しいものと筆者は考えている。