マスダ アキコ
MASUDA Akiko
増田 明子 所属 専修大学 商学部 専修大学大学院 商学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/11 |
形態種別 | 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「コーズ・リレーテッド・マーケティングが消費者のブランド態度へ及ぼす影響~先行研究のレビューと将来の研究機会~」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『日本マーケティング学会 カンファレンス・プロシーディングス』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 3,203-218頁 |
概要 | 本論文は,コーズ・リレーテッド・マーケティング(CRM)研究のうち,消費者に対して行った実験を中心とした研究をまとめ(付表),CRM の効果としてのブランド態度(①戦術的CRM の成果:ブランド選択,購買意図,②戦略的CRM の成果:ブランドイメージ,ブランド・ロイヤルティなど)へどのように変化が生じるのかレビューを行った。主な成果としては,先行研究における独立変数,従属変数,モデレータ,媒介変数についての整理を行ったことと,従属変数「戦術的CRM」「戦略的CRM」の成果に注目してCRM 研究における現在までわかっている内容と矛盾が生じている内容につき,示唆と共に今後の研究機会として,①商品タイプ(享楽的商品と実用的商品)とCRM 効果,②寄付金額の大きさ・フレーミングとCRM 効果,③コーズと企業の適合性(Fit)の度合いとCRM 効果,④戦術的CRMと戦略的CRM 研究の統合について示したことである。
キーワード コーズ・リレーテッド・マーケティング(CRM),ブランド選択,戦術的CRM,ブランドイメージ,戦略的CRM |