ツル リエコ
TSURU Rieko
鶴 理恵子 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/07/31 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(学術雑誌) |
標題 | 「他の選択肢もある」という現実の把握とその提示から |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 有機農業研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本有機農業学会 |
巻・号・頁 | 13(1),21-24頁 |
概要 | 日本有機農業学会の2020年度第21回大会の「全体セッション1:コロナ禍と有機農業」での報告をふまえ、大会後まとめた小論である。社会学(特に農村、家族、環境)の立場から、フィールドワークを通して「他の選択肢もある」という現実を把握し、提示すること、そこから近代の諸価値を問い直し続けることの重要性について再確認した。効率性、生産性、計画性に基づき、拡大再生産を良しとする「資本主義の精神」を近代の諸価値ととらえ、私たちの社会のあらゆる領域に浸透しているそれとは違う価値を提示し、暮らしを作り出してきた現実の中に、コロナ禍の展望があることを示した。 |