カワトウ ヨシヒコ
KAWATO Yoshihiko
河藤 佳彦 所属 専修大学 経済学部 専修大学大学院 経済学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/10 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 忽那憲治・山田幸三編著 『地域創生イノベーション:企業家精神が地域を活性化する』 地域産業のネットワークとオープンマインド:群馬県・太田市にける産業集積の地元パターン(第3章) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 中央経済社 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 81-112頁 |
著者・共著者 | 井上真由美、河藤佳彦 |
概要 | 本稿の目的は、群馬県太田市における産業集積の観察を通じて、この地の活力の維持に寄与している要因を明らかにすることである。そのため、元々この地に活力が存在していると仮定し、それがどのように掘り起こされたり、結び付けられたりしているのか、という社会的な実相を観察した。 その結果、次のことが分かった。1技術革新を梃とした産業システムを機能させるにあたっては、「全体と個別のオープンな互恵的関係」の構築が不可欠である。2競争と協調が組み込まれた全日本製造コマ大戦のようなイベントは、地域資源の掘り起こしと活用に有益である。3地域全体の経済活性化を図るプラットフォームにおいては、地域を代表する中核企業や公的機関が中心的役割を担うべきである。4地域創生を成功させるためには、地域の産業を成立させた歴史的条件を考察することが重要である。 |