カナイ マサユキ
KANAI Masayuki
金井 雅之 所属 専修大学 人間科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 自治体の家族政策による出生行動の機会格差の是正 |
執筆形態 | 未選択 |
掲載誌名 | 専修大学 『専修人間科学論集 社会学篇』 |
出版社・発行元 | 専修大学人間科学学会 |
巻・号・頁 | 3(2),1-10頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 金井 雅之 |
概要 | 東京都区市部の住民を対象とする無作為抽出調査データ(N=1059)を用いて、居住する自治体の家族政策と世帯の所得およびサポート資源(社会関係資本)が、出生行動にどのような影響を与えるかを検証した。第一に、子ども数を直接従属変数とした分析では、家族政策が負の、世帯所得とサポート資源が正の効果を、出生行動に与えていた。第二に、子ども数を0人、1人、2人以上の3段階に分けた詳しい分析では、子どもなしから第1子を設ける際には家族政策(負)・世帯所得(正)が効果をもつが、さらに第2子以上を設ける際にはサポート資源(正)が効果をもっており、第1子を設けるときと第2子以降を設けるときの促進要因が異なることがわかった。第三に、家族政策と世帯所得およびサポート資源との交互作用を分析した結果、第1子を設ける際には家族政策とサポート資源との間に、第2子以降を設ける際には家族政策と世帯所得との間に、それぞれ相互補完関係があることがわ |
PermalinkURL | http://id.ndl.go.jp/bib/024761782 |
researchmap用URL | http://id.nii.ac.jp/1015/00004652/ |