ツル リエコ
TSURU Rieko
鶴 理恵子 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/12/20 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 「第7章 多様な農の担い手」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 澤登早苗・小松崎将一編著『有機農業大全 -持続可能な農の技術と思想-』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | コモンズ |
巻・号・頁 | 164-177頁 |
総ページ数 | 330 |
担当範囲 | 第3節 個人から広がる有機農業と農的暮らし(170-175) |
著者・共著者 | 小口広太との共著。小口がファース・トオーサ-。 |
概要 | 日本有機農業学会設立20周年を記念した著書である。私はその第7章の第3節を担当した。地球環境を守り、安心・安全な食べ物の生産、生物多様性の実現、いのちを大切にする社会の創造を通して、持続可能な農業、地域社会の現状や展望について、自然科学系研究者と人文・社会科学系研究者および実践者がそれぞれの立場・専門分野から執筆している。
私は、有機農業の担い手が近年、多様化してきている現状とその社会的背景、地域農業・地域社会へのインパクト等について、鹿児島県鹿児島市内の一人の有機農業者Hさんの約40年にわたる実践例を通して、個人から広がっていくタイプを明らかにした。小口は、JAによるシステム化された生産から流通販売までの仕組みが多くの新規有機農業者を生み出し、定着させているタイプを提示した。 |