コマザキ ミチ
KOMAZAKI Michi
駒崎 道 所属 専修大学 人間科学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | GHQ「児童福祉総合政策構想」と児童福祉法―児童福祉政策における行政間連携の歴史的課題― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 明石書店 |
巻・号・頁 | 1-308頁 |
総ページ数 | 308 |
概要 | 戦後の児童福祉政策の定説として、児童保護から児童福祉への理念転換が高く評価されている。しかし、この児童福祉政策の基底には、GHQの児童福祉政策構想があり、その方針も児童福祉というよりも不良少年対策及び治安維持がその中心となっていたことが先行研究からも指摘されている。本書は、児童福祉法制定及び被占領期の児童福祉政策研究を手掛かりに、GHQの児童福祉政策方針を「児童福祉総合政策構想」と仮に名付け、その対象範囲および行政統合方針を起点として、児童福祉法制定過程を再検討した。用いる視角は、占領期研究における混合型改革の視角である。また行政学及び教育行政構造学の手法を援用し、法制定過程における厚生省と関係省庁の議論を中心に検討を行った。 |
ISBN | 978-4-7503-4563-5 |