イマイ タカシ
IMAI Takashi
今井 上 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/06 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 源氏物語 表現の理路 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 笠間書院 |
巻・号・頁 | 1-361頁 |
総ページ数 | 361 |
概要 | すでに汗牛充棟の注釈書、研究書を備え、研究の飽和状態さえ叫ばれる『源氏物語』であるが、現行の注釈書や従来の解釈に問題はないかと問い直し、注釈作業を練磨するなかから本文にそくした、より正確な理解を獲得することの意義と重要性を、全体を通じて論述する。第1章「作中人物と言葉」、第二章「作中和歌の領分」、第3章「物語世界の内と外」の三部にわかち、序論と結論を付す。厳密な注釈に基本を置いた表現解析、和歌表現の意義の解明、漢籍受容、歴史的背景の精査、遊離魂信仰をはじめとした思想・信仰とのかかわりなど、多様な角度から、『源氏物語』の達成を意義を明らかにする。全361頁。s |