ハシダ ヨウイチロウ
HASHIDA Yoichiro
橋田 洋一郎 所属 専修大学 経営学部 専修大学大学院 経営学研究科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/09 |
形態種別 | 未選択 |
標題 | 現代のマーケティング戦略1 製品・ブランド戦略 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 有斐閣 青木幸弘・恩蔵直人編 |
巻・号・頁 | 87-109頁 |
総ページ数 | 23 |
概要 | 「第4章 戦略的アライアンスと製品開発」 戦略的アライアンスによって情報を共有化し、複数の企業間でおたがいのアイデアや資源を分かち合いながら製品開発を試みていくケースを共同開発という。共同開発のメリットとしては、1.R&D(研究開発)の質を高められる、2.より短い時間で製品開発を行える、3.新市場の創造ないし新市場への参入をうまく進められる、といった点があげられる。共同開発には垂直的共同開発と水平的共同開発の2つの形態があり、水平的共同開発はさらに同業種共同開発と業種共同開発に分けられる。たいていの共同開発は垂直的か水平的かによって区分されるが、近年のケースとしては垂直的共同開発と水平的共同開発がたがいに組み合わせられた例も見られるようになってきた。共同開発を成功させるための鍵としては企業間における資源やノウハウの「補完性」、文化・理念・目標などの「適合性」、そしてお互いの関係を維持しようとする「コミットメント」が重要になってくる。共同開発によって画期的な製品をもたらすためにはね過度な管理体制にかわって企業間の信頼関係が求められるだろう。 |