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            カワカミ タカシ
            KAWAKAMI Takashi
           川上 隆志 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授  | 
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| 言語種別 | 日本語 | 
| 発行・発表の年月 | 2005/04 | 
| 形態種別 | 研究論文(学術雑誌) | 
| 標題 | 播磨・広峰神社の御師-民衆信仰と渡来系文化をめぐって- | 
| 執筆形態 | 単著 | 
| 掲載誌名 | 日本文学研究会 『文学研究』 | 
| 巻・号・頁 | 93,50-59頁 | 
| 概要 | 姫路市の北方、広峰山の中腹に鎮座する広峰神社は、近代以前の日本文化史を考える上で興味深い特徴がある。次の二点を考察した。
 第一に、中世から近世にかけて御師の組織をもっていた。御師は中・近世には民衆信仰を支える重要な組織であった。宗教的行為によって信仰を支えたのみならず、旅の情報から宿泊施設の確保、娯楽の提供など、前近代社会における一つのメディアとして機能していた。その姿を辿る。 第二に、播磨の渡来系文化の関わりである。播磨は渡来文化の一大拠点で、製塩から米作、皮革、タタラ、芸能などの様々な領域に及ぶ。その中心的な位置にある広峰神社と渡来系文化との関わりはどうだったのか。  |