ヒガキ タツヤ
HIGAKI Tatsuya
檜垣 立哉 所属 専修大学 文学部 専修大学大学院 文学研究科 職種 教授 |
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研究期間 | 2015/04/01~2018/03/31 |
研究課題 | ベルクソン『物質と記憶』の総合的研究―国際協働を型とする西洋哲学研究の確立 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 基盤研究(B) |
研究機関 | 福岡大学 |
科研費研究課題番号 | 15H03154 |
研究者・共同研究者 | 平井 靖史,杉村 靖彦,合田 正人,安孫子 信,檜垣 立哉,藤田 尚志,金森 修,三宅 岳史,伊佐敷 隆弘,郡司 幸夫,兼本 浩祐,太田 宏之,村山 達也,永野 拓也,増田 靖彦,村上 靖彦,谷 淳,村松 正隆,三宅 陽一郎,伊東 俊彦,谷口 薫,宮原 克典,清水 将吾,石渡 崇文,大塚 淳,長坂 真澄,岡嶋 隆佑,清塚 明朗,木山 裕登,山根 秀介,米田 翼,天野 恵美理,原 健一,田村 康貴,齋藤 俊太,持地 秀紀,山内 翔太 |
概要 | 「時間論の観点から心の哲学を解明する」というベルクソン『物質と記憶』の着想は長らく難解とされてきたが、近年著しい発展を見せた「意識の諸科学」や「分析形而上学」の発展を踏まえることで、その内実を具体的な水準で明らかにできた。この取り組みのため、狭義の哲学者だけでなく、神経科学者、病理学者、人工知能研究者などの研究者らを取り込んだ新しい学際的な研究ネットワークの構築が不可欠であったが、「意識と時間」という『物質と記憶』に固有な明確な論点を定めることで、この研究体制は最大の成果を得ることができた。三度の国際シンポジウムは論集としてすでに二冊が既刊であり、三冊目も2018年度中に出版予定である。 |
PermalinkURL | https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15H03154/15H03154seika.pdf |